がんに食事療法は効果があるのか?
大切な人や自分が"がん"という病気を患った時にすごく考えることだと思います。病院では好きなものを食べるようにと言われ、TVでは健康番組がよく放送され、書店には様々な食事療法の本が並び、ネットでは賛否両論の意見が飛び交う。正直、調べれば調べるほど何を信じて良いのかわからなくなってきます。この記事では、自分自身ががん患者としてどう考えたかを執筆します。
食事療法はがんに効果があるのか?
効果があるのかはわからない
結論から申し上げます。
食事療法は、このサイトの執筆者である私と母にとっては効果があったと思います。というか、信じて取り組んでいるという方が正しいかもしれません。
食事療法は、賛否両論あります。
私は、医療従事者でもなければ医学部出身でもなく、ただのがん患者です。
ですので、食事療法について専門的なことはわかりません。
ただ、がんになって知りたかったのは、
助かるためにはどうしたら良いのか?
ということだけでした。
ステージⅠで予後が悪い場合もあれば、末期がんでさえ克服される方もいらっしゃいます。
両者の差は何によって生まれるのか?と考えることがよくあります。
私は思いました。
もちろん、病気の詳しい種類によるものもあると思います。
しかし、その差を少しでも埋めるようなことができるのならば努力したいと考えました。
なぜ食事療法を信じて取り組んだのか
食事療法など「がんに良い」と言われることについて
否定的な意見を信じて何もしないよりも、
助かる可能性が1%でも上がることがあるならば
助かることを信じて取り組んだ方が後悔しない!
そこで、がんと宣告された時、
病院でできる治療は全て病院にお任せして、自身でできることは精一杯取り組むことに決めました。
がんに勝つために一生懸命取り組んだこと
私が"がん患者"として求めた助かる確率を上げられる情報の中で、
自分でできるかつ自分なりに納得して取り組めるものは以下の通りです。
- 食事療法
- たくさん笑う
- 液晶を見る時間の調整
- 睡眠時間の調整
- 感染予防
- 体温を高く保つ
- ストレスをうまく発散する
- イメージトレーニング
イメージトレーニングとか、ちょっと怪しいですね。
上記項目ごとの詳細は、またどこかでお話しできたらと思っています。
最も参考にした食事療法は、済陽式食事療法です。
母は、乳がんステージⅣを克服(4年半経過)
私は、卵巣がんステージⅡbを克服(※治療終了したばかり)
今もなおこの食事療法を続けています。
母は、「延命治療」と言われたにも関わらず、再発していません。
この食事療法があったからこそ助かったと思っています。
肉ざんまいの日々を過ごして、がんが倍の大きさになった時は本気で焦ったので。
がん克服に向けた考え方
「がん&食事の体験記」では、これからいろんな記事を執筆していこうと思うので、ご興味のある方は私の記事を読んでいただいても嬉しいですし、個人的には、"良い"とする情報だけでなく、"その反対意見"の情報を同時に得ることもオススメします。
なぜなら、両方の視点から考えることで、良い点と悪い点が見えたり、信憑性が見えてきたり、この方法を本当に試すかどうかを判断する材料が増えるからです。
私は、両方の情報を自分なりに解釈し、食事療法を信じようと決めたので、
このサイトは、「食事療法が良い」と考える一個人の独断と偏見で執筆しております。
ただし、食事療法を継続するのはなかなか大変ですし、好きなものが食べられなくて過度なストレスがたまるのは良くないことだと思いますので、ご判断はお任せします。
※過度な食生活は治療に影響してしまうかもしれないため、治療中の方は必ず主治医にご相談ください。
まとめ
いかがでしたか。ここまで読んでいただいたのに、ご満足いただけない内容になっていたら申し訳ありません。どの方法をとるにしても、100%の保証がない限り、正しい・正しくないの議論はつきないような気がします。結局は、自分が何を信じて取り組むか、がんとどう向き合っていけば一番後悔しないかの選択を間違えないことが大事なのかもしれません。治ると信じて治療に励んだり、絶対に再発しないと強い気持ちを持って、その時にできることを精一杯やりながらこれからも生きていきたいと思います。