Q.がんに勝つためのポイントは?
A.大量の野菜&果物ジュースを飲むこと!
1日になんと1.5〜2リットル!!
500mlペットボトル4本分!?イヤイヤイヤ。
尋常ではない量……。
がん体質を変えるために、体をアルカリ性に傾ける!って(?)
詳しいことは医療関係者ではないためよくわかりませんが、Cocoaはがんになってしまい、何が何でも死にたくなかったので、済陽式食事療法を信じて大量のジュースを飲むことにしました。
しかし、がん食事療法に適した商品の選び方がわからず、購入するまでにずいぶん時間を費やしてしまいました。
この記事では、選び方のポイントとオススメ商品をまとめました。
目次
生ジュースを作る機械の種類
まず、食材をジュースにして飲む調理器具は大きく分けて2種類あります。この違いから簡単にご説明します。
・ジューサー
ミキサーについて
ミキサーとは、野菜や果物を粉々に砕き液体のようにする調理器具です。つまり、果汁だけでなく、その野菜の固形物まで全て含まれた混ざりものになるため、あまり栄養が摂れない野菜のカス部分まで飲むことになります。
固形物を含めず1.5〜2リットルの果汁を飲まなければならないため、固形物を含めた全体量では2リットルを上回ってしまいお腹が苦しいどころではないでしょう。
満腹感は得られますが、問題点は消化器官への負担が大きくなるということです。
2リットルの果汁がとれる野菜の量を想像してみてください。
すごいですよね。笑
なので、実際にやってみるとミキサーでがん食事療法を行うのはあまり現実的でないことがわかると思います。
特に、Cocoaは卵巣がんで開腹手術をしたため医師から「腸閉塞に注意!開腹手術をした場合、消化に悪いものを食べたり食べ過ぎや運動不足が原因で腸閉塞になることがある。」と注意を受けました。
同じように開腹手術をされた方は十分お気を付けください。
ジューサーについて
一方、ジューサーは野菜や果物からジュースを絞る調理器具です。
1.5〜2リットル飲もうとした場合、水分だけの量で考えることができるため目安量もわかりやすいですし、無駄に多く飲んで苦しいということがありません。
そのため、お腹の苦しさを考えても、消化を考えても大量の野菜&果物ジュースを飲むには「ジューサー」が適していることがわかりますね。
そうか、ジューサーを買えば良いのか。早速購入しよう〜♪
と思ったあなた!!
もう少しこの記事にお付き合いください。
実は、ジューサーにも様々な種類があり、食材別に向き不向きがあるのです。
安いものでもないので、購入前にしっかり自分の目的に合ったものを選んでおきたいですよね。
いくつかのパターンに分けてご紹介します。
ジューサーと低速スロージューサー
がんの食事療法として、大量の野菜や果物をジュースにする時に大切なことは、その食材に含まれる栄養素を最大限に摂取できることです。
当然なのですが、せっかく大量に摂取しても栄養素が壊れていては元も子もないですもんね。
高速で回転するジューサーは、野菜や果物を砕く時にそのスピードや摩擦熱で野菜の組織や細胞が破壊されてしまうようです。
ということは
使いたいジューサーは?
低速スロージューサーです。
低速で回転するジューサーは、野菜の栄養素をできるだけ壊さずに飲むことができるということを売りにしていますね。
因みに、最近ダイエットでもよく話題となっていて耳にする機会も多いと思いますが、酵素も大切な栄養素です。
酵素はジュースにすると時間とともに壊れていくそうで、約30分以内に飲むことが重要と聞いたことがあるので、
ゆっくり絞って新鮮なうちに急いで飲む!
ということを意識しています。
全てを比較した記事を書いているときりがないため、各社の低速スロージューサーを栄養素が壊れにくいことや搾汁量が多いことに重点をおいて、3つまで絞りました!
低速スロージューサーのオススメ3選!
・SHARP「ヘルシオグリーンプレッソ」
・HUROM「H-AA」
最終的には究極のジューサーを1つに絞りたいと思います。最終候補3つの中から1つに絞るまでの詳しい流れは、ここからみなさまと一緒に考えていきましょう。
硬い野菜に適したジューサー
ズバリ!硬い野菜に最も強いジューサーは家庭用最高級エンジェルジューサー「AG7500」だと思います。
搾汁量は他の低速スロージューサーと比較してもピカイチのようですね。
がん食事療法では、ジュースを大量に飲むからこそ搾汁量が大切になってくるわけで、継続するコストを考えるとAG7500は最強です。
しかも、嬉しいことに食洗機対応とのこと。
デメリットとしては、部品の分解に力が必要なのと、葉物の搾汁に弱いことだそうです。
予防として健康ジュースを飲もうという観点で人参やりんごを絞ることを重視している方には良いかもしれません。
ただ、がんの治療を目的としている場合は、葉物野菜も大量に飲むことになると思いますので、葉物に適したジューサーの購入が別途必要になってくるかもしれません。
そして、料金が約20万円!
めちゃくちゃ高いです。この金額を継続するコストや洗い時間を短縮するメリットと天秤にかけてどう考えるかですね。
葉物野菜に適したジューサー
では、葉物野菜に適したジューサーは何でしょうか?
以下の2種類が適しているようです。
・SHARPの「ヘルシオグリーンプレッソ」
SHARPの製品は、HUROMのOEMで商品開発をしたり、なかなかHUROMには勝てないという情報があるようですが、ヘルシオグリーンプレッソはオリジナルで葉物野菜がうまく搾汁できるように開発されたようで、回転速度も小さいため栄養素を効果的に摂取できる期待が持てます。
では、この2製品の1番大きい違いは?
洗いやすさです。
毎日複数回使うことになるので、洗いやすいというのはとても大切な指標になります。
洗いやすいジューサー
先にご紹介したエンジェルジューサーの「AG7500」とSHARPの「ヘルシオグリーンプレッソ」は食洗機に対応しています。
低速スロージューサーは部品数が多く複雑な構造の部分があるため、キレイに洗おうとすると、洗いから組み立てまで30〜40分かかります。
「AG7500」は部品数が少ないという点で最も洗いやすいかもしれませんが、部品の分解に力が必要とのことですので、力に自信がない場合は「ヘルシオグリーンプレッソ」の方が良いかもしれません。
いずれにしろ食洗機対応のジューサーを選ぶと、時間を大幅に削減できそうですね!
究極のジューサー
ここまで洗いやすいことが大切だの何だのお話してきましたが、今のところ最もオススメと思うジューサーはHUROMの「H-AA」です。
刃がないので手を切ることがなく安全に使えます。
搾汁量も「AG7500」には劣りますが、他のメーカーのジューサーと比較するととても多い方です。
そして1番の選定ポイントは!
他のメーカーにはない「ダブルスクリュー」という技術で手で絞るように機械で絞ることから、野菜や果物の栄養素を極力破壊せずにジュースにすることができるとのことです。
栄養素を最大限摂取できるということが、がん食事療法を行う上で最も重要なポイントと合致する点で、洗うことが面倒でもこのジューサーを使う価値はとても大きいと思います。
小松菜などの葉物野菜は数センチ長に切って入れた方が良いのかもしれませんが、治療中に何もかも完璧にこなすのはなかなか難しいです。
Cocoaが小松菜を飲む時は、一本ずつに分けてキレイに洗った後は切らずにそのまま投入しています。いっきにたくさん入れてしまうと詰まりますが、ゆっくり入れて押し棒で押していくと機械が頑張ってくれているので甘えて使っています。
まとめ
あなたの目的に合ったジューサーは見つかりましたか?
目的別にジューサーを厳選
・洗いやすさを重視するならヘルシオグリーンプレッソ
・栄養素を重視するならH-AA
他にも多くのメーカーがスロージューサーを作っています。
この記事では、現在発売されている商品を1つずつ比較していき、オススメの3商品をご紹介しましたが、何を重視するかはみなさま異なると思います。
この記事がジューサーの選び方のご参考になれば幸いです。