ジュースを飲むだけでがんが消える!?そんなこと本当にできるのでしょうか。この記事では、乳がんステージ4を克服した母と、卵巣がんステージ2bを克服した私の2人が毎朝欠かさず飲み続けたジュースと、その作り方のポイントについてまとめています。
目次
「今あるがんが消えるジュース」の効果
乳がんステージ4を患った母は藁をも掴む思いで「今あるがんが消えるジュース」を毎朝飲みました。
他にもがんを克服するために悪いと言われることはとことん避け、良いと言われることを積極的に実践したところ、「延命」という言葉を吹き飛ばし、がんを克服して現在も再発なく毎日元気に暮らしています。
今もなおこのジュースを毎朝飲んでいます。そして、卵巣がんになった私もジュースを毎日飲みながらがんを克服しました。
私たち母娘ががんを克服するために行った食事療法やジュース療法についての「ウソ」or「ホント」については、以下の記事をご閲覧ください。
がんを小さくする3つの食材とは?
済陽式ジュース療法を参考にして取り組みました。
がんを小さくする3つの食材とは、本の表紙にもあるように以下の3種類です。
- レモン
- にんじん
- りんご
- がん治療が目的なら済陽式食事療法を行ったうえでジュースを飲む
- がん治療には1日1.5〜2L、予防には1日600mLのジュースを飲む
- 最低でも3か月間は続ける
- 食品に付着した農薬や防腐剤はしっかり落とす
引用:「今あるがんが消える レモン・にんじん・りんごジュース」 P81
引用:「今あるがんが消える レモン・にんじん・りんごジュース」 P86
以上のことより、がんが体にあったため、1日1.5L以上(できれば2l)飲むことを目標として、1日3回に分けてジュースを作ることにしました。
朝は、「レモン」+「にんじん」+「りんご」の組み合わせでまず500mLのジュースを飲みます。
残りの1〜1.5Lはお昼前と夕方の2回に分けて、小松菜やトマトやピーマンその他の野菜や果物を搾って飲みます。
抗がん剤治療を受けると「血管の老化」も気になるようになります。
なぜ朝に「レモン」+「にんじん」+「りんご」ジュースを飲んでいたのかについては、がんという観点と血管という観点で考えて取り組んでいました。
血管年齢が若返るジュース
血管の名医である池谷敏郎先生が考案する「池谷式朝ジュース」というものがあります。
- にんじん(血管の壁の酸化を防ぐ)
- りんご(血圧を低下させる)
- レモン(血管を丈夫にする)
- しょうが(末端の血管を開く)
- 水
- 氷
- アマニ油
済陽式ジュース療法では、飲むジュースの種類について時間指定はありません。
そのため、池谷式朝ジュースで「朝」飲むことを推奨しているにんじん・りんご・レモンを朝に飲むようにしていました。
また、葉物野菜は洗うのに時間がかかり準備をするのが大変だったので、ちょうど朝に準備しやすい食材だという理由もあります。
ジュースの作り方
材料(ジュース約500ml分)
・にんじん 400g〜500g
・りんご 1個
・レモン 1個
・油(アマニ油かエクストラバージンオリーブオイル) 小さじ1
作り方
(1)レモンをよく洗います。半分に切ってレモン絞り器で絞り、果汁をコップに入れて種を取り除きます。
(2)にんじんの皮を剥かないように気を付けながらタワシで土をよく洗い流します。
(3)(2)のにんじんの軸を切り落とし、ジューサーの口に入るように縦長に切ります。
(4)(3)をジューサーにかけ、果汁を(1)に入れてよく混ぜます。
(5)りんごをよく洗います。くし形切りにして、ヘタと種を取り除きます。
(6)ジューサーの果汁出口の蓋を開けたまま、りんごを2切れぐらいジューサーに投入します。(にんじんを洗い流すイメージで)
(7)残りのリンゴも全てジューサーにかけて(4)に流し込んで完成です!
(8)油を入れるまたはスプーンで少しずつ飲みます。
使用しているジューサーについてはこちら↓の記事にまとめています。
作り方のポイント
作り方(1)について
レモン果汁は透明のコップに入れると、果汁とともに流れて入ってしまった種を見つけやすいです。斜めに傾けると種が集まってくるため、あとは大さじスプーンを使うと容易に取り除くことができます。
作り方(2)について
土付きにんじんを購入すると土を落とすのに時間がかかるため、予めある程度(もしくは完全に)土は落としておき、ジュースを作り始めてから飲むまでに時間がかからないように準備をしておきます。
作り方(3)について
抗がん剤で手がしびれていると包丁を使うことが怖くなります。
にんじんを横向きでまな板に置くと包丁を使うときにコロコロと転がって切るのが怖いため、先に軸を切り落とし、その面をまな板に乗せてその反対側の細くなっている頂点の部分からにんじんを半分に切ると転がらずに切りやすいです。
上記の要領でにんじんを縦に半分に切ることができたら、あとは簡単です。半分に切れた面をまな板に乗せて、さらに3〜4当分に縦に切るとジューサーの口に入りやすく、押し棒を使用しなくてもスムーズに絞れます。
作り方(4)(6)について
にんじんに含まれるアスコルビナーゼという酵素はビタミンCを破壊しますが、レモンを加えるとその働きが抑えられるそうです。
そのため、しっかりとにんじんとレモンを混ぜて、その後にりんごの搾り汁を加えるようにしています。
作り方(5)について
栄養価の豊富な皮を摂取するため、無農薬のものを選び、皮は剥かないことが好ましいです。
また、りんごはすぐに茶色くなるため、ジューサーに投入する直前に切ります。
作り方(8)について
脂溶性ビタミンを効率良く吸収できるのかなと思い、油も一緒に摂取しています。
食材選びのポイント
・にんじんについて
理想のりんごは
- 化学肥料を使用していない
- 農薬を使用していない
私は、グリーンコープで土付きにんじんを購入しています。
しかし、土を落とすのがなかなか大変です。
ピカイチ野菜くんでは洗い人参を購入することができるようなので、そちらの購入も検討しています。
・りんごについて
理想のりんごは
- 化学肥料を使用していない
- 農薬を使用していない
- ワックスを使用していない
りんごは皮にたくさん栄養が含まれているそうなので、できるだけ皮も摂取しています。
完全に無農薬なりんごを手に入れることが難しい場合は、軽く洗った後、一晩水(浄水器を通した水)に浸しています。
りんごは水に浮いて全体が浸からないので、口が小さめの細長い容器に入れ、その上にもう一つりんごを重石として重ねて完全に水に浸るように工夫しています。
※私は、ヒューロムを購入した際の付属品として含まれている入れ物を使用しています。ちょうど良い大きさです。
・レモンについて
理想のレモンは
- 化学肥料を使用していない
- 農薬を使用していない
- 防カビ剤を使用していない
広島県の瀬戸田レモンの中でも特に「エコレモン」がオススメです。
引用:JA三原の特産品
以前は周年通してレモンを購入することは難しかったのですが、最近はハウスレモンやPプラスレモンなどの取り組みで手に入るようになってきているようです。
外国産のレモンには防カビ剤が使用されているそうです。防カビ剤はがんに悪いと聞いたことがあるため、私は外国産のレモンではなく、国産のレモンを購入するようにしています。
どうしても手に入りにくい夏場は、国産のレモン果汁を購入するようにしています。
主な栄養素と含有量
気になる栄養素を文部科学省の日本食品標準成分表から抜粋しました。
★備考
にんじんは、根、皮つき、生のデータです。
りんごは、皮つきのデータです。
食材(100gあたり) | 炭水化物(g) | βカロチン(μg) | βクリプトキサンチン(μg) | ビタミンC(mg) | ビタミンB1(mg) | ビタミンB2(mg) | ビタミンB6(mg) | 葉酸(μg) | ビタミンE(mg) | カリウム(mg) | カルシウム(mg) | マグネシウム(mg) |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
レモン | 8.6 | 0 | 13 | 50 | 0.04 | 0.02 | 0.05 | 19 | 0.1 | 100 | 7 | 8 |
にんじん | 9.3 | 6,900 | 0 | 6 | 0.07 | 0.06 | 0.1 | 21 | 0.4 | 300 | 28 | 10 |
りんご | 16.2 | 22 | 10 | 6 | 0.02 | 0.01 | 0.04 | 3 | 0.4 | 120 | 4 | 5 |
まとめ
いかがでしたでしょうか。たかが野菜、されど野菜。これを毎日飲み続けて食事療法を行うことで、がんを克服することができました。克服とはいえ、こわいのが再発です。このまま再発しないように母娘ともに毎朝のがんが消えるジュースを信じて飲んでいきたいと思います。